この記事は、「夫よ死んでくれないかの原作小説とドラマの違いは?ドラマだけにある設定を解説!」と題してお届けします。
小説「夫よ、死んでくれないか」の原作者の丸山正樹さんが、「ドラマはさらに刺激的な内容になっている」とコメント。
それを知って、「えっ!原作小説とドラマどう違うの?」「ドラマだけにある設定を知りたい!」という人も少なくないのでは?
そこでこの記事では、
- 夫よ死んでくれないかの原作小説とドラマの違いは?
- ドラマだけにある設定を解説!
について深掘りしていきたいと思います。
記事内ではドラマの見どころもご紹介していますので、ドラマ「夫よ、死んでくれないか」を見る際の参考にしてみてくださいね!
もくじ
夫よ死んでくれないか原作小説とドラマの違いは?

原作小説とドラマの違いとして、
- 璃子はでに離婚している
- 千田はヘッドハンター
という点があります。
まずはこの2点を深掘りしていきます!
また、ドラマの見どころも紹介していますので、ドラマを観る際の参考にしてみてくださいね!
原作では璃子はすでに離婚している
原作の璃子は、泥沼の離婚劇を経てシングルになっています。そして、仕事はライター。
ドラマでは、既婚者の璃子。
それは麻矢、璃子、友里香の夫婦関係を同じ土俵に立たせることで、三者三様、三倍の構図展開をねらっていると考えられます。
また、公式ページでは「離婚に応じない夫に苦慮する璃子の身体にある異変が生じ、人生最大の決断をすることになる」とあります。
小説ではそのような設定はなかったので、璃子に関しては、ドラマオリジナルの要素が多そうで目が離せません。
千田はヘッドハンター
麻矢とバーで出会う謎の男、千田。
ドラマでは、麻矢をナンパしてきた男にしか見えませんが、原作では麻矢の仕事ぶりを買って、ヘットハンティングの話を持ちかける男です。
ただし、ヘッドハンティングの見返りとして、千田は麻矢に体の関係を匂わせます。
小説の中では、千田は結婚したことや女性であることが仕事のキャリアアップの妨げになっている麻矢を深く傷つける存在ですが、ドラマでの千田は麻矢の気持ちを優しくくすぐる男性として現れました。
千田は今後の麻矢に大きく関わっていくことは間違いないありません。
今後、麻矢とどんな方向から、どう絡んでいくのかが見どころですね!
夫よ死んでくれないか原作小説とドラマの違いは?ドラマだけにある設定を解説!

ここでは、ドラマだけにある「璃子の夫『弘毅』の存在について」「友里香が憧れるママ友の存在」「麻矢の上司が女性であること」について、ご紹介!
また、ドラマの展開予想もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
璃子の夫「弘毅」の存在
璃子の夫、弘毅は、外資系コンサル会社に勤めるドラマオリジナルの存在。
ドラマの璃子の夫は、璃子への愛情が過剰で、璃子を束縛する存在として登場します。
いっぽう、原作の璃子の夫は「釣った魚にエサをやらない」タイプ。
朝帰りや給料をいれないなどのクズ夫のため、麻矢と友里香の二人にSOSを出し離婚に漕ぎつけています。
原作では登場しないキャラクター璃子の夫、弘毅。
ドラマが、原作よりさらに刺激的な内容になっているのは、璃子の夫、弘毅が絡んでいくことが鍵になっていると思われます。
「弘毅劇場」、今後の展開が気になります。
友里香が憧れるママ友の存在
友里香が憧れるママ友、映美(えみ)。
ママ友、映美も原作にはない、ドラマオリジナルキャラクターです。
ドラマではママ友、映美は友里香に大きな影響を与える存在となることでしょう。
映美のアドバイスによって、友里香は自分自身の自己肯定感や自信を獲得していくことになり、友里香は自分の人生を取り戻していくのではないかと想像できます。
そして夫に頼ることを卒業した友里香。
きっとそんな自立した友里香がが見られるのではないでしょうか。
麻矢の上司が女性であること
原作では、麻矢の上司は男性ですが、ドラマでは女性。
女性の上司、立花瑤子。
麻矢の上司を男性ではなく、女性に変更した理由は何か・・・。
それは、女性が職場でキャリアアップしていくことの困難さを教える存在として必要だったと考えられます。
しかも麻矢は既婚者。
結婚した女性が能力に応じてキャリアアップしてもらえているか、職場でバリバリ働く環境が整っているかというと確かに疑問です。
既婚者の女性には、妊娠、出産、育児という大きなハードルがつきもので、仕事と育児の両立に多くの女性が葛藤しているというのも事実。
そんな多くの女性が抱える苦渋の思いを、上司、立花瑤子が代弁してくれることでしょう。
夫よ死んでくれないかの原作小説とドラマの違いは?ドラマだけにある設定を解説!まとめ

この記事では、「夫よ死んでくれないかの原作小説とドラマの違いは?ドラマだけにある設定を解説!」と題してお届けしました。
原作小説とドラマの違いは、シングルの璃子が既婚者であること。
璃子を既婚者にすることで、麻矢、璃子、友里香の夫婦関係、三者三様、三倍の構図展開をねらっていると思われます。
さらにヘットハンティングの千田が謎の男として登場。
よりドラマの展開に深みが増すでしょう!
いっぽうドラマだけにある設定は、「璃子の夫『弘』』の存在」「友里香が憧れるママ友の存在」「麻矢の上司が女性であること」。
これらによってドラマ「夫よ、死んでくれないか」によりサスペンス要素が加わるとともに、現代社会が抱える女性の悲痛な叫びをよりリアルに描いていくことが予想されます。
ドラマ「夫よ、死んでくれないか」、今後の展開に目が離せませんね!