「る るーる るるるー るー」で始まる印象的な曲。
映画すずめの戸締りを見た誰もが、この主題歌に心を奪われることとと思います。
息遣いと透明感、か細さの中の力強さ。
すごく不思議で忘れられない、魅力的な歌声。
歌詞もなんだか胸が締め付けられるような、言葉にできないけど心をかきたてられるような気持ちが沸き上がってきますよね。
いったいこの曲は誰が歌ってるのかということや、曲名、歌詞が気になる方も多いと思います。
そこでこの記事では、すずめの戸締りの主題歌、るるるで始まる曲は誰が歌ってるのかということや、曲名、歌詞についてご紹介します。
すずめの戸締りを観る際の参考にして頂けたら幸いです。
もくじ
すずめの戸締り主題歌るるるは誰が歌ってる?
新海誠監督の映画と言えば、音楽はRADWIMPSというイメージがありますよね。
実際、前作の『天気の子』、前々作の『君の名は。』でもRADWIMPSが担当しました。
『君の名は。』の「前前前世」も爽やかで耳に残るいい曲ですよね!
今回の『すずめの戸締り』も音楽は、RADWIMPSが担当しています。
ただ、「るるる」で始まる主題歌は、RADWIMPSでなく別の人が歌っているんですよ。
RADWIMPSの野田洋次郎さん自らがオーディションで選んだシンガーなのです!
すずめの戸締り主題歌るるるは誰が歌ってる?
この唯一無二の歌声で、主題歌のるるるで始まる歌を歌っているのは、十明さんです。
十明さん?
初めて名前を聞いた方も多いのではないでしょうか?
十明さんは、TikTokを中心に活動されているシンガーで、オーディションで選ばれたときはまだメジャーデビューもされていなかったそう。
ですが、オーディションで、十明さんがこの曲の出だし「ルールルルルルールー」を歌い出した瞬間に、新海誠監督もRADWIMPSの野田さんも「彼女しかいない」と確信したそうです。
野田さんは『この楽曲と十明の間に、誰も割って入ることのできない強い結びつきを感じた』とも語っています。
十明さんご自身も「この楽曲を受け取った時、すんなりと自分がどう歌いたいのかイメージが湧いてきた」と言っています。
選ばれるべくして選ばれたことがわかりますね。
十明さんさんは同時に「オーディションでは緊張と不安で声が震え、息の音のようになってしまった」とも語っています。
その「息の音」もきっと魅了される要素なんだろうなーと想像できますね!
さてさて、十明さんについてご紹介します。
この活動の他にも、RADWIMPSのワールドツアーにもゲスト出演されるなど、活動の幅がどんどん広がっているようです。
もっともっと他の曲も聞いてみたいですね♪
すずめの戸締り主題歌るるる以外に歌っている歌は?
十明さんは、TikTokではオリジナル曲に加え、カバー曲も披露していました。
Saucy Dog「シンデレラボーイ」などではキュートな歌声、Vaundy「東京フラッシュ」藤井風「damn」ではアンニュイな雰囲気を、椎名林檎さんやAdoさんのカバー曲では吐き捨てるような突き放すような凄みをきかせています。
曲によって全く雰囲気の変わる歌声や個性、TikTokでどんどんフォロワーを増やしていくのもわかりますよね。
現在では、カバー曲でなくオリジナル曲をYouTubeでも聞くことができます。
いろいろな歌声を聞くことができますよ。
声が素敵ってわかりますよね。
か細いというか、一本の糸のような細くシンプルな声なのに、ゆらゆらとした揺らぎも感じられますよね。
息を抜く感じも魅力的ですよね。
すずめの戸締り主題歌るるるの曲名や歌詞を調査!
すずめの戸締り主題歌るるるの曲名と歌詞は?
すずめの戸締りの主題歌は?と言われれれば、「るるるの歌」と答えてしまいそうですが、この主題歌の曲名は「すずめ feat. 十明」です。
RADWIMPSの野田洋次郎さんの作詞・作曲です。
映画の世界をぐっと後押しするような素晴らしい歌詞ですよね。
なんで泣いてるのと聞かれ答えれる 涙なんかじゃ
すずめ feat. 十明 歌詞より抜粋
僕ら出逢えたことの意味にはまるで 追いつかない
この身ひとつじゃ 足りない叫び
この部分はグッときますよね。
被災者であるすずめ。
自分でも何かわからないような涙の元になるような固まりを心の中に持っていますよね。
被災された方に限らずですが、「どうして泣いているの?」「何がつらいの?」という問いに対して言葉にできない思いって多かれ少なかれ人は抱えていますよね。
ひとりではどうにもできない、ひとりでは誰も救えない、だからこそ人は人と出会っていくのではないでしょうか。
すずめはこの映画の中では草太だけでなく、旅の途中にいろいろな人と出会い、助けてもらったり手伝ってもらったりしています。
人と出会うことで前に進んでいけるということもこの映画のメッセージなのではと思います。
時はまくらぎ
すずめ feat. 十明 歌詞より抜粋
風はにきはだ
星はうぶすな
人はかげろう
「まくらぎ」とは、線路に等間隔に置かれた木材のことですよね。
時は一定の間隔で前に進んでいくことを表しているのだと思います。
「にきはだ」は、柔らかい肌のこと。
つまり、風がやさしく穏やかに包んでくれてるかのような状況ということでしょう。
「うぶすな」は、その人が生まれた土地のこと。
「かげろう」とははかないさま。
私は、この部分は、「時や風や生まれた星は変わらない姿でそこにある。人の命ははかなくあるけれど、それでも少しでも長く懸命に生きていたい」という願いがあるような気がします。
すずめの戸締り主題歌るるる以外の挿入歌や曲は?
新海誠監督の映画は音楽も魅力の一つですよね。
十明さんが歌う「すずめ feat. 十明」以外にももちろん素敵な曲がたくさんあります。
すずめの戸締りの音楽は、RADWIMPSの野田洋次郎さんだけでなく、映画音楽作曲家の陣内一真も音楽チームに加わっています。
挿入歌だけでなく、劇中歌も素晴らしいものになっています。
すずめの戸締り主題歌るるるは誰が歌ってる?曲名や歌詞を調査!まとめ
この記事では、すずめの戸締りの主題歌、るるるで始まる曲について、歌っている人は誰なのかということや曲名、歌詞をご紹介しました。
この曲を歌っている人は、TikTokを中心に活動をしているシンガーの十明さんで、曲名は「」といいます。
息遣い、声の透明感、音の揺らぎ。
十明さんが歌う、るるるで始まる歌「すずめ」という曲があるからこそ、映画すずめの戸締りの世界観や伝えたいことがグッと迫ってくるような気がします。
映画を見た後も、この曲の歌詞を見るといろいろな思いがよみがえってきますよね。
本当に素晴らしい主題歌ですね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。