この記事は、「朝ドラおむすび米田結のモデル松丸奨はどんな人?ギャルが出てくる理由なぜ?」と題してお届けします。
2024年後期の朝ドラ「おむすび」がスタートました。
主演は橋本環奈さんで、白衣でおむすびを手にする姿がとても似合ってますよね。
朝ドラといえば実在する人物がモデルとなるケースがほとんどです。
今回もおむすびは、管理栄養士の松丸奨さんが人物像のモデルです。
橋本環奈さんが演じるヒロインのモデルが男性?と思った方も多いのではないでしょうか?
「おむすび」「栄養士」「ギャル」がどうつながっているのかも気になりますよね。
そこで、この記事では、
- 朝ドラおむすびのモデルとなった松丸奨はどんな人?
- ギャルが出てくる理由なぜ?
という点を深掘りしていきます!
朝ドラ「おむすび」のモデルとなった人がどんな人かわかると、物語をより楽しめますよね。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
もくじ
朝ドラおむすび米田結のモデル松丸奨はどんな人?
朝ドラ「おむすび」で橋本環奈さんが演じるのが、主人公の米田結(よねだゆい)。
そして、ヒロイン米田結のモデルとなったのが、男性管理栄養士松丸奨さんです。
朝ドラおむすびに原作はある?
モデルが松丸奨さんということは、朝ドラ「おむすび」は松丸奨さんの物語なの?と思った人も多いと思います。
朝ドラ「おむすび」は松丸奨さん自伝的物語ではなく、原作のないオリジナル脚本によるドラマです。
はじめから松丸奨さんがモデルとして決まっていたわけではなく、「栄養士について番組を作りたい」ということで、まずは松丸さんへNHKの取材が始まりました。
一口に栄養士と言っても、活躍の場はさまざまです。
松丸さんは、「東京都でかっこいい給食を作り続けている(本人ブログより)」管理栄養士で栄養教諭。
「第8回全国学校給食甲子園」では、男性栄養士として初優勝を勝ち取った日本一の栄養士です。
何か月にもわたる取材の中で、松丸さんが栄養士について熱く語っていると、そのうち松丸さんの栄養士人生について聞かれることが増えていきました。
松丸さんの給食にかけるエネルギーの熱さが半端ない感じだったそうです。
たとえば、
- 究極の揚げパン作りのために100個以上作っては食べて顔がテカテカになる
- 給食の試作をたくさんしたいから大食いの練習をする(食事の前に大量の食事をする)
- ラーメン激戦区池袋の中で負けないくらいの、最高に美味しい金色の淡麗塩ラーメンを作る(給食で)
などです。
公立小学校の給食のためにそこまでする?ってびっくりしちゃいますよね。
松丸さんによると、それもすべては子どもたちのため。
子どもたちに最高に美味しい給食を作りたい、感動の食育体験をさせてあげたいの一心から出てくる行動だそうです。
そのような松丸さんの「公立小学校の壁をぶち破る活動」に白羽の矢が立ち、最終的に松丸さんが人物像のモデルとなっていきます。
人物像のモデルですので、松丸さんの栄養士人生がそのまま物語になるわけではありません。
松丸さんの栄養士としての考え、判断、性格をモデルとし、朝ドラおむすびの米田結というオリジナルキャラクターがいろいろな経験を積んで物語を作っていくことなります。
原作がないので、今後どんな展開になっていくのか、見逃せませんね。
朝ドラおむすび米田結のモデル松丸奨はどんな人?
松丸翔さんのプロフィールをご紹介します。
- 1983年千葉県生まれ
- 東京都文京区の小学校で管理栄養士として勤務
- 2013年「全国学校給食甲子園」(第8回)で、男性栄養士として初優勝
これだけだとちょっと薄いのですが、松丸さんが持っている食に関する資格を見ると驚きますよ。
管理栄養士免許。栄養教諭免許。調理師免許所持。
フードスタイリスト
フードコーディネーター
農林水産省 和食給食有識者委員
和食文化継承リーダー
スポーツフードスペシャリスト
幼児食インストラクター
ダイエットインストラクター
食に関する資格ってこんなにあるんですね。
さすがは、「食事は子どもたちの夢や未来をつくる」をモットーに活動している松丸さんですよね。
松丸さんのことがわかる書籍もあります。
松丸さんの自伝的著書ともいえる「給食が教えてくれたこと:「最高の献立」を作る、僕は学校栄養士」です。
口コミには、
- 自分がこれ!と決めたことを追求し続ける姿はとても魅力的
- 松丸さんのように自分から人との出会いを切り拓いていく人になりたい
- 困難な壁の向こうには素敵な景色があるというメッセージを受け取った
などの感想があります。
朝ドラの人物像のモデルになるのわかりますね!
栄養士としての米田結がどのように描かれていくのか楽しみです。
朝ドラおむすび脚本家は誰?
朝ドラ「おむすび」で脚本をつとめるのは、脚本家根元ノンジさん。
2001年、日本テレビシナリオ登竜門の入選を果たし、「相棒」シリーズや「正直不動産」など数々の大人気作の脚本をつとめています。
根元ノンジさんは、どんな脚本においても、「食べるシーン」を大切にしているそう。
まいどなニュースのインタビューでは、「食べるという行為にはキャラクターと、その人の人生が出る」と語っています。
第一話での米田結のセリフ「美味しいもん食べたら、悲しいことちょっとは忘れられるけん」というのは、根元ノンジさん自身が常に思っていることであり、この作品の大きなテーマになっているそうです。
主演の橋本環奈さんも、根元ノンジさんの脚本について「テンポ感がよく面白い。主人公結ちゃんの思っていることがスッと入ってくるので演じやすい」と絶賛しています。
朝ドラおむすびでギャルが出てくる理由なぜ?
朝ドラ「おむすび」で描かれる平成ギャル文化。
なぜギャルなのか?
その理由を考察していきます。
朝ドラおむすびでギャルが出てくる理由はなぜ?
朝ドラ「おむすび」制作統括宇佐川隆史氏のインタビューによれば、「力強く前へ進んでいこうよ」というメッセージを伝え、ストレートに元気を届ける存在としてギャルを描くといいます。
本作では、阪神・淡路大震災というテーマも扱い、当時のことをきちんと伝えたいとの思いで制作されているそうです。
「自分の“好き”を大切にしながら、今を思いっきり楽しむ」ーーこの作品に登場する“ギャル”には、そんな想いが込められています。過去や未来への不安はあるけれど、まずは今この瞬間の自分を大事にする。その姿勢こそが、先行きが不透明な現代において“道しるべ”になるのではないか……そう、感じたからです。“ギャルマインド”と呼ばれる生き方が、私たちの心を軽やかに、楽しくしてくれる。そんな物語をお届けしたいと思います。
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楽しい部分も辛い部分もしっかり描くことで、「これが平成だったんだ」ということを視聴者に伝える。
ギャルはこの作品において、平成時代の「元気」の象徴であり大切な存在なのだと言えますね。
朝ドラの時代背景は?
朝ドラ「おむすび」番組公式HPでは、『平成元年生まれのヒロインが、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”』と紹介されており、平成から令和にかけての時代を描く作品です。
朝ドラ「おむすび」制作統括宇佐川隆史氏は、平成を選んだ理由として、以下のように語っています。
経済の専門家から「失われた30年」と言われたり、総括として「平成は今の不安な状況に繋がっている」という声も聞きますが、私たちの見解としては「そうは言ってもなんとか頑張って生きてきたし、なんなら楽しかったよね」と。少し楽観的かもしれませんが、平成を描くことで「だから今も大丈夫だよ、楽しんでいこうよ」とストレートにメッセージがお届けできるのではないかと考えて、この時代を選びました。
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平成を生き抜いてきた人々がつくる令和の時代。
今まで生きてきた道を力強く肯定し、未来へつなげるこの作品は、多くの人の希望になっていくのではないでしょうか。
朝ドラおむすび米田結のモデル松丸奨はどんな人?ギャルが出てくる理由なぜ?まとめ
この記事では、「朝ドラおむすび米田結のモデル松丸奨はどんな人?ギャルが出てくる理由なぜ?」と題してお届けしました。
- 米田結の人物像のモデルは管理栄養士・栄養教諭の松丸奨さん
- 朝ドラ「おむすび」はオリジナル脚本
- 米田結はドラマオリジナルキャラクター
- 朝ドラ「おむすび」は平成から令和にかけての物語
- 平成時代の楽しさや活気の象徴としてギャル文化が描かれる
となります。
多くの人が懐かしさを感じながらも、勇気や希望をもらえる作品になりそうですね。